アスリートの食事の基本
まず、一番の基本は、『エネルギーになる』『身体(パワー)を作る材料となる』『コンディションを整える』です。
そう、
栄養フルコース型の食事です。

エネルギーは、糖質や脂質、パワー(身体作り)はタンパク質、ミネラル、ビタミン、コンディションは、ビタミン、ミネラルです。
糖質、脂質、タンパク質、ミネラル、ビタミンの5大栄養素をバランスよくとり

  • 主食;糖質(ご飯・パン・めん類)
  • 主菜;タンパク質・脂質・鉄(肉・魚・卵)のおかず
  • 副菜;ビタミン・ミネラル・食物繊維(野菜・芋・大豆・海藻)
  • 牛乳・乳製品;タンパク質・カルシウム
  • 果物;糖質・ビタミン・カルシウム

を揃えることです。

    練習期の1日の食事
    < 朝 食 >
    < 昼 食 >
    < 夕 食 >
    『エナジーメーク』
    ・糖質補給(体温上昇)
    →心と体のウォーミングアップ!
    『ボディメーク』
    ・タンパク質・鉄・カルシウム補給
    →筋肉、血液、骨を作る(体作り)
    『コンディションメーク』
    ・糖質・タンパク質・ミネラル補給
    →エネルギー源確保、筋肉の修復、微量栄養素の確保(疲労回復)
    水分補給
    W杯・日本代表チーム練習スケジュール

    特に夏場は練習時の『脱水』が気になります。
    脱水が進むと体温上昇・歩行&走行距離の低下(バテ)・手足の痙攣(こむら返り)・筋肉の痙攣・思考能力の低下などが見られます。
    練習中の水分補給は
    タイミングがポイントで、

    < 練習 1時間前 >
    水・低糖ドリンクをコップ1〜2杯
    (練習中、胃内に水分が残らないように)

    < 練習 前半 >
    1回コップ1〜2杯(15〜30分間隔)

    < 練習 後半 >
    1回コップ0.5〜1杯(15〜30分間隔)

    < 練習終了 直後 >
    主に、牛乳やオレンジジュース
    (ミネラル、ビタミン確保)

    練習後の体重減少は、3%以内にすること

    練習前後の体重はチェックして、必ず翌朝には、元の体重に戻すように調整。体脂肪は、8%〜10% 以内が
    基本です。
    Time
    Program
    8:00 - 9:30
    朝 食
    10:30 -12:00
    トレーニング
    12:15 -13:15
    昼 食
    14:00 - 15:00
    メディア対応
    18:30 - 20:00
    練習試合
    21:00 - 22:00
    夕 食