トレーニングと栄養の関係
トップクラスの国においても、アスリートの栄養は重要なテーマでありその中で、
毎日の食事は、決して疎かにはできないものです。
運動を始める時点で栄養に関する基礎知識は、頭に入れておく必要があります。
パワー持久力
下記の図は、筋肉内での各々のパワー時に起こるエネルギー生産です。
分 類
エネルギー出力
持続時間
瞬 発 力
ハイパワー
高 い
0 〜 10秒
パワー持久力
ミドルパワー
中等度
10秒 〜 2分
持 久 力
ローパワー
低 い
2 分間以上
ATP
ADP
A
P
P
P
A
P
P
筋グリコーゲン
マママママ
ATP
C
ミミミミミミミ
C
P
クレアチンリン酸
乳 酸
< ハイパワー >
< ミドルパワー >
筋トリグリセリド
ママママ
脂肪酸
筋グリコーゲン
マママママ
グルコース
6-リン酸
< ローパワー >
ハイパワー
  • 短時間に大きな力を発揮するための能力。筋力+スピードが大切。
  • 筋肉量を増加させることにより、効率よくエネルギー(ATP)の生産を高める。
  • 運動は、2分くらいの間隔をあけるのがよい。
  • ゴールキーパーや短距離走など。
ミドルパワー
  • 一定時間に力を発揮するための能力。
  • 筋グリコーゲンの無酸素性解糖である。猛練習して、乳酸 が出ないように(疲れにくく)する。
  • 水泳やサッカー、中距離走など。
ローパワー
  • 長時間にわたり比較的小さな力を発揮するための能力。心肺機能がものいう。
  • 全身持久力と部分的な酷使に筋肉が耐える筋持久力。
  • マラソン、クロスカントリー
上記図のようなエネルギーの生産がうまくいかないと、ウエイトトレーニングの効果がでない(筋力が向上しない・筋肉痛がとれない)スポーツ障害に悩む(関節炎・靭帯損傷・貧血)などが起こります。タンパク質の項で書いた、微量素を参照下さい。
エネルギー生産(
ATP)には必要不可欠です。